2023年7月16日から、TBS日曜劇場枠で『VIVANT(ヴィヴァン)』が放送されています。
主演は3年ぶりに日曜劇場に帰ってきた堺雅人。他キャストは阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也ら豪華俳優陣が顔を揃えました。演出は『半沢直樹』シリーズ、『下町ロケット』シリーズを手掛けた福澤克雄です。
『VIVANT』は「限界突破アドベンチャードラマ」という説明のみで、詳しいあらすじがほとんど公表されていませんでした。そのため、「どんな話なのか想像がつかない」と視聴者の注目が集まっていました。
こちらの記事では、この夏、最もホットなドラマのキャストやストーリーについて、たっぷりとご紹介します!
『VIVANT』がどんなドラマか分かる!あらすじを紹介
丸菱商事に勤める乃木(堺雅人)は、バルカ共和国のGFL社との仕事で契約金の14億円を振り込みました。しかし、実際に入金されたのは1億ドル(140億円)でした。
送金申請記録や稟議書はすべて140億円に書き換えられており、乃木は犯人扱いされてしまいます。お金を取り返すことができなければ懲戒解雇という状態に追い込まれた乃木は、バルカ共和国へ向かいます。
そこで、乃木はGFL社のアリ(山中崇)に返金を要求しますが拒否されてしまいます。途方に暮れている乃木は、CIA(アメリカ大統領直属のスパイ集団)に勤める友人サムから真実を聞かされます。
真実とは、アリが1億ドルをダイアモンドに変えて、アマン建設会社のザイールに渡していたということ。
真実を知った乃木がザイールに会いに行くと、「お前がヴィヴァンか?」と意味深な問いかけをされます。その後、ザイールは自らの体に巻いた爆弾を爆発させてしまいます。
乃木は危機一髪のところで、ザイールを追っていた警視庁公安部の野崎(阿部寛)に助けられますが、2人はこの一連の騒ぎの犯人だと思われ、バルカ警察に追われるはめに。
2人はド派手な逃走劇を繰り広げ、なんとか日本大使館へ逃げ込みます。そこで乃木は野崎から、「世界規模のテロ犯罪組織に巻き込まれていて、誤送金も誰かの陰謀である」と告げられます。
乃木は、ザイールから「ヴィヴァンか?」と聞かれたことを話し、ヴィヴァンがテロリストを自殺に追い込むほど強大なものであることを示します。
乃木は一見気弱な中年男性ですが、幼少期にトラウマがあることを示唆する場面や、ときどき強気な性格が垣間見える場面があります。また、アリとの面会でアリのスマホを操作しているように見えるなど、乃木の行動には理解しづらい点があります。
ドラマのキャッチコピー「敵か味方か、味方か敵か。」という言葉も含め、乃木は意図的に送金したのではないか、そんな考察が広がっており今後の展開にも目が離せないドラマです。
『VIVANT』の意味は?
ドラマ内で、「VIVANT」がテロリストを自殺に追い込むほどの強敵であることを匂わせていますが、本当の意味はわかっていないため、視聴者の考察が飛び交っています。
VIVANTは「生き残った者」というニュアンスで使われているのかもしれないという考察がありました。VIVANTはフランス語で「生きている」「活気のある」「生きている人」という意味があるので、このような考察が生まれたのでしょう。
ただ、「生き残った者」が誰なのか、どんな出来事を生き延びたのか、何も明らかになっていないため、考察はより複雑になっていくでしょう。
まとめ
2023年7月29日現在、第2話まで放送されている『VIVANT』。すでに視聴者の間では、VIVANTがなにか、乃木は敵か味方か、などさまざまな考察が繰り広げられています。
脚本の面白さやキャストの豪華さはもちろんのこと、逃走場面などのスリル満点な映像技術も見逃せませんよ。
加えて、伏線が数多く引かれておりミステリー要素もあるので、より多くの人が楽しめるドラマであることは間違いありません。
Tverでは、第1話と第2話の見逃し配信を行っているので、ぜひチェックしてみてください!