ジャニーズ事務所の所属タレントの退所が相次ぐ中で、事務所の退所発表に”卒業”と”脱退”という表現の違いが話題になっています。
実はジャニーズ以外でも、過去に”卒業”と”脱退”の違いが話題になっていたこともあり、アイドルファンにとっては気になるポイントですよね。
そこで最近のジャニーズ事務所の退所発表の”卒業”と”脱退”の違いを、欅坂46など他アイドルグループの事例も合わせて紹介しましょう。
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【ジャニーズ事務所退所】卒業と脱退って何が違う?発表コメントの差
ジャニーズ事務所の所属タレントの退所が事務所から公式で発表される時、事務所の退所発表コメントの”卒業”と”脱退”という表現の違いが話題になっています。
最近の退所発表で使われたワードをまとめてみると(敬称略)
卒業 | 北山宏光、IMPACTors、マリウス葉 |
脱退 | 平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太 |
▼Kis-My-Ft2北山宏光さんの退所発表
この度、私、北山宏光は2023年8月31日をもちまして、Kis-My-Ft2を卒業し、ジャニーズ事務所を退所する決断をしました。
引用:ジャニーズ公式サイト本人コメント
▼ジャニーズJr.グループ IMPACTorsの退所発表
僕たちIMPACTors7人は、5月25日をもちまして、ジャニーズ事務所を卒業することとなりました。
引用:ジャニーズJr.の公式エンタメサイト「ISLAND TV」
▼SexyZoneマリウス葉さんの退所発表
この度、「ジャニーズカウントダウン2022ー2023」をもって、Sexy Zoneを卒業し、ジャニーズ事務所を退所することにいたしました 。
引用:ジャニーズ公式サイト本人コメント
▼King & Prince 平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さん
2023年5月22日をもちまして、岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人はKing & Princeを脱退し、5月23日よりKing & Princeは永瀬廉と高橋海人の2人で活動をさせて頂きます。
引用:ジャニーズ公式サイト本人コメント
ジャニーズのデビューグループについては、女性アイドルとは違って卒業と新メンバー加入によってグループが継続していく形とは異なるので、あえて”卒業”と”脱退”のワードを使い分けていることに疑問を抱く人が多いのでしょう。
実は過去に女性アイドルでも同様の”卒業”と”脱退”の違い問題が話題になったことがありました。
【女性アイドルも】卒業と脱退の発表の違いの例
ジャニーズグループ以外にも、女性アイドルの欅坂46、でんぱ組.incでも同様の”卒業”と”脱退”の発表がありました。
欅坂46の脱退と発表
2018年1月23日に、欅坂46の平手友梨奈さんがグループ”脱退”を発表し、同時に他のメンバー2名が”卒業”を発表しました。
欅坂46のメンバーとして活動してまいりました織田奈那、鈴本美愉はこの発表をもちましてグループを卒業、平手友梨奈はグループを脱退致します。
引用:欅坂46の公式サイト
その時もファンの中でもかなり反響がありましたね・・・。
卒業と脱退の違いについては、本人たちからも語られることはありませんでした。
でんぱ組.incの脱退と発表
でんぱ組.incでも、最上もがさんは2017年8月にでんぱ組.incを”脱退”し、夢眠ねむさんは2019年1月の日本武道館公演をもってグループを”卒業”している。
最上もがさんは、脱退後に”卒業”と”脱退”の違いについての思いをツイートしてくれており、この説明には筆者はとても納得しました。
卒業と脱退の違いの話で、ぼくは"脱退"、ねむは"卒業"したけれど、続けたくても身体的にも精神的にも限界だったために、抜けざるを得ないという選択を自らしたので、どうしても卒業という表現ができなかった。ねむはちゃんと今後のことを見据えて決めていた、の違いかなって。
— 最上もが (@mogatanpe) January 23, 2020
続けたい気持ちがあっても色々な理由で続けることができないのが”脱退”、グループ活動に納得いく区切りをつけられての”卒業”・・・でしょうか。
【ジャニーズ事務所退所】卒業と脱退の違い(筆者考察)
上記の最上もがさんの説明があったように、ジャニーズ事務所としても本人の気持ちや状況によって”卒業”という言葉を使うのかを判断しているのではないかと思いました。
北山さんやマリウス葉くんについては、10年以上のグループの在籍もあり、グループとしての活動をやりきったという思いもあるからこそ、本人の思いとして”卒業”というワードになったのかなと思いました。
脱退というワードで退所を発表したキンプリ3人については、どのような事情があったのかはわかりませんが”卒業”というには本人たちの気持ちがミスマッチだったのでしょうか。
脱退発表から退所日まで、ご本人たちも番組などの説明でも”卒業”というワードは一切使われませんでした。
(過去脱退退所を発表された長瀬智也さんや渋谷すばるさんも、出演番組で卒業特集を組んでもらったりと、卒業というワードも併用して使っていました)
卒業でも脱退でも次のステップに進まれるみなさまの、さらなる活躍と幸せな人生を応援しています。