ついに始まった松本潤さん主演の2023年大河ドラマ『どうする家康』。
”本能寺の変でも倒れなそうな岡田信長”こと岡田准一さんが演じる織田信長が発した「待ってろよ竹千代…俺の白兎(うさぎ)」というセリフが話題になっています。
まるで乙女ゲームの台詞!と解釈している視聴者もいますが、このセリフにはどういう意味があるのでしょうか?
そして史実に関係あるのか?も気になっている人が多いので、織田信長と徳川家康の関係性も合わせて調査してみました。
▼もしかしたらノベライズ本なら何か書いてありますかね・・・?
【どうする家康】”俺の白兎(うさぎ)”のセリフが意味深すぎる!
織田信長 「食ってやる」「待ってろよ竹千代……俺の白兎」
織田信長と徳川家康のこれからに期待#どうする家康 pic.twitter.com/gA4EvsFF8Q— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) January 8, 2023
松本潤さんが主演の2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」の初回が2023年1月8日に放送されました。
見所はたくさんありましたが、特に話題になったのは番組最終盤の桶狭間の戦いにて織田信長(岡田准一さん)の発言。
桶狭間の戦いに勝利した岡田信長は「待ってろよ竹千代…俺の白兎(うさぎ)」と家康の幼名である竹千代を”白うさぎ”と呼んだのでした。
インパクトのあるセリフにTwitterでもトレンド入りをするほど話題に!
乙女ゲーム的な台詞と解釈している人や、史実でも家康は”白兎”と呼ばれていたのか?などの感想が相次ぎました。
「待ってろよ竹千代……俺の白兎」
乙女ゲームでしか聞いたことねぇよこんな織田信長の台詞#どうする家康— 入屋田胡 (@irutago) January 8, 2023
白兎呼びは確か史実だけど、俺のとは言ってないだろ俺のとは。ニュアンス変わってくるでしょうがあんなイケボだと。#どうする家康
— miyabi (@IsinMiyabi) January 8, 2023
【どうする家康】”俺の白兎(うさぎ)”の意味を予想
どうする家康の公式の解説はまだないので、脚本家の古沢良太さん(古沢さんの代表作や作品の魅力についてはこちら)の説明を待ちたいところではありますが、
解釈の1つとしては”2023年が卯年”であるということもあるのではないでしょうか。
第1話の序盤でも次郎三郎と瀬名が木で彫ったうさぎでおままごとをしているシーンもあり、徳川家康=可愛らしいうさぎを印象付ける台詞だったのかと思います。
また第2話のタイトルは『兎と狼』。
まさに徳川家康(松本潤)=兎(うさぎ)で、織田信長(岡田准一)=狼という力関係であることが伺えます。
(史実に基づく信長と家康の関係性は後ほど解説します)
【どうする家康】”俺の白兎(うさぎ)”は史実に基づく?
「待ってろよ竹千代…俺の白兎(うさぎ)」は何か史実に基づく台詞なのでしょうか?
わかる範囲で調査してみましたが、”信長が家康を白兎と呼んでいた”という文献は見つけられませんでした。(管理人調べ)
ツイートでは”史実なんだね”という感想が多く見受けられましたが、今のところ文献は見つけられていません。
しかし徳川美術館さんのツイートで、徳川家康公が実際に着ていた羽織の復元品の画像がツイートされており、その羽織には白いうさぎが描かれていました!
「#俺の白ウサギ」こと、徳川家康公が実際に着ていた羽織の復元品です。鮮やかな黄色に白い波ウサギ柄がかわいいでしょ💜
黄金色地葵紋波兎文辻ケ花染羽織(復元)#どうする家康 #徳川美術館 pic.twitter.com/BWPkUtFdwg
— 徳川美術館かろやかツイート (@tokubi_nagoya) January 8, 2023
何か関係がやはりあるのでしょうか?引き続き調査してみたいと思います。
【どうする家康】織田信長と徳川家康の関係性や年齢差も調査!
「どうする家康」の”俺の白兎(うさぎ)”のセリフが史実に基づくのかははっきりと分かりませんでしたが、史実のお二人の関係性も見てみるとよりドラマが面白く楽しめるかなと思いました!
【どうする家康】織田信長と徳川家康の年齢差は9歳!
織田信長と徳川家康には、約9歳の年の差があり、信長が家康の9歳年上でした。
(余談ですが信長を演じる岡田准一さんは42歳、徳川家康を演じる松本潤さんは39歳と、3歳差ですね)
織田信長 | 1534年~1582年 享年47歳 |
徳川家康 | 1543年~1616年 享年73歳 |
【どうする家康】織田信長と徳川家康の出会いは?
織田信長と徳川家康が何歳の時に出会ったのか簡潔に説明しますが、織田信長13歳で徳川家康(竹千代)4歳の頃だと予想されています。
”俺の白兎(うさぎ)”のセリフですが、織田信長がこの頃の4歳の可愛らしい家康の印象をずっと持っていたら、”白兎”と表現してもおかしくないかなと思いました。
なぜこの幼少期に出会ったことが確定ではなく予想なのか、少し詳しく説明します。
織田信長は1534年に尾張国の織田信秀の長男として生まれます。
徳川家康は1543年に三河国の松平広忠の長男(幼名は竹千代)として生まれます。
松平広忠は若くして当主となったため生き抜くためには、三河国の東の今川義元、西の織田信秀のどちらかを頼る必要がありました。
松平広忠は今川義元を頼るため竹千代(徳川家康)を人質に送ったのですが家臣の裏切りに会い、竹千代は織田信秀の元に送られたそうです。(それが織田信長13歳で徳川家康4歳の頃)
そこで2年間、竹千代(徳川家康)は織田信長のいる尾張国で過ごしていたのですが、そこで2人に確かな交流があったという文献は残されてはいないそうです。
ただ歴史ファンはこの頃から2人には接点があったのでは?と考えている人が多いようです。
その頃から”白兎”と思っていたのでしょうか・・・・?
第2話ではおそらくこの幼少期の頃についても触れるはず!楽しみですね!
まとめ
松本潤さん主演の大河ドラマ『どうする家康』にて岡田准一さんが演じる織田信長が発した「待ってろよ竹千代…俺の白兎(うさぎ)」というセリフについて調査してみました!
このセリフにはどういう意味があるのかは、公式の解説を待ちたいと思いますが、史実を調べることで今後の展開がさらに楽しみになりました!